結婚前と同じ職場で働き続けられること、お腹に子供がいることがわかってから、妊娠中も順調に仕事を続けて、産休をとって、復帰できる環境にあれば専業主婦にならなくて済んだのになと思う女性は多いと思います。
私も、結婚時と子供を妊娠した時は違う仕事をしていたものの、パパの転勤の都合等で、退職していました。
子育てが始まってからも、仕事をすることに憧れというか、仕事と育児との両立に充実を感じるだろうなあと考えていました。
そして、長男が、幼稚園年長になり、次男が2歳になったタイミングで、仕事を探してみようと言う気持ちになりました。
子供達の成長に連れ、月々のパパのお給料での生活で貯金ができていないことが続き、金銭面でももう少し必要と感じていたことも大きいです。
長男妊娠中からの、5年のブランク後の実際のワーママ生活…
結論から言うと、家の中がぐっちゃぐちゃになり、専業主婦生活5年からは軽い気持ちで始めるもんじゃなかったなという反省です。
すぐに読める目次
専業主婦からワーママ!仕事について
昨年夏ごろから今年の春頃まで約9ヶ月間。
時短勤務の週4で10:00〜16:00 でお仕事をしていました。
時短勤務の派遣社員の事務のお仕事になんとなく応募したら、なぜかあっという間にその案件に採用が決まりました。
採用を決めてもらえるとやはり働いてみたい気持ちが抑えられず、無理を承知で働き始めることにしました。
子育てをしながら働くのは初めての経験で、初めは育児から離れられることや、自分が社会人として働くことができる喜びやワクワク感がありました。
でも、やっぱり無理ってどんどん積もっていって爆発しちゃうんですよね。
http://sunnybluesky15.com/absence-phone/
初めて保育園に預けられる次男はやはり
泣きながら保育園に行き、熱も出し、
幼稚園に預けられる長男は、延長保育になんとなく頑張ってる風を装って、
ちょっと歯を食いしばってる風に行っていました。
私が無理した点と無理せず続けるためにどうすればよかったのかを失敗談です。
専業主婦からワーママになろうと考えている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
専業主婦からワーママ!無理した点
1.2歳の次男をいきなり保育園にわりと長時間預けたこと
2.幼稚園行事に保護者参加が多かった。
参加を諦めきれず、仕事も行事も!と欲張ったこと
3.お金を稼ぐために働いているからとやたら節約しがちに。
お弁当を、子供の分、パパの分、自分の分の3つ、毎日作ったこと
4.朝ごはんも節約重視で、毎日ひたすら食パンばかりでマンネリ。
焼く手間がある上にマンネリ化。菓子パンももっと取り入れたらよかった。
5.夜は疲れ切って寝てしまい、パパと話す時間も少なくなった。
夫婦でのコミュニケーションもうまくいかないわりには、
今まで以上に家事分担を迫ってしまったこと。
パパの仕事もそれまで以上に忙しい時期と重なっていたこと
6.仕事の勤務形態(時短、場所)等で就職を決めたため、
仕事内容が何かを犠牲にしてまで頑張りたいと思える内容ではなかったこと。
7.仕事内容的には忙しい時期とそうでない時期が全く違い、
忙しい時期に限って子供達の体調不良や幼稚園行事が重なり、
休むことで迷惑をかけたり、休みをとることを遠慮したこと
8.久々の職場復帰だったため、職場の人とのコミュニケーションの取り方が
自分自身あまりうまくできなかったと感じること
9.認可外保育園に預けていたものの、認可保育園の4月からの申し込みも
やはり通らなかったこと。保育園落ちた。っていうやつですね。
10.認可保育園であれば第二子の保育料は半額なのに、
認可外保育園で保育料が高く、私のお給料の差額があまり大きくならなかったこと。
11.お給料ー保育料=手元に残るお金
が少なかったこと。
長期的に見れば、手元に残るお金が少なくても仕事をしている方が良いという考え方と、
専業主婦として節約した生活の中で、熱を出している子供のそばにはずっといてあげたいという考え方
であれば、私の場合は節約だ!と思えたこと。
(昔から、子供好きな方でした…)
12.仕事をするママの生活にも慣れないのに、仕事をすることすら久々で慣れないことだらけだったのがしんどくなったこと。
13.パパの仕事が、今まで一番、活躍できるような仕事のチャンスがあり、忙しく、お互いを支え合いきれなかったこと
14.職場まで直接自転車通勤するつもりでいたものの、職場は自転車通勤を禁止していたこと。
結果、毎日自転車を置く場所が不安定で、憂鬱になったこと。
また、自転車以外の交通手段だと幼稚園の送迎に間に合わなかったこと。
失敗も反省点もほんと多いですね。
新卒や、出産前から産休をとってずっと仕事をしていたような職場での復帰であれば、1〜2年のブランクであっても、人間関係や仕事内容、職場のルール等にはある程度馴染みがあるのかなあと想像しますが、それも、またゼロからの場合もありますよね。
今回は、本当に、何もかもゼロから、しかも、子供二人いてのお仕事スタートはなかなかハードでした。
パパの稼ぎがゼロになった場合など、切羽詰まっていればまた話は別かと思いますが、パパのお仕事に関しても出張が多く私がサポートすることも多めな時期だったので、すべてがパンクしてしまいました。
この仕事をしていた期間の子供の写真を見ると、それまでに比べると家の中の写真が多い気がして、切なくなります。
専業主婦は贅沢な仕事かもしれませんが、転勤や引っ越し、生まれてきた子供の病気などでキャリアを諦めなければならない女性も多い現実。
専業主婦にもそれなりに葛藤があるかと思います。
また働くママも、本当は専業主婦として子供の成長をそばでずっと見守りたいと考えていても、経済事情や何らかの事情で働かざるを得ず、歯を食いしばって子供の寝顔を見ながら泣きながらも仕事に出掛けるママもいるかと思います。
もちろん、仕事も育児も両方こなせるバイタリティの高いママもたくさんいて、私には、本当に、キラキラして見えます。
仕事と子育て、IT時代において、もっとスムーズに両立していける方法や提案を、高校生くらいになったら学校で教えてくれたらいいなあと思ってしまいます。
誰にも授業では教えてもらえない母として生きる方法を私も今探しているところです。
専業主婦からワーママ!仕事と家庭の両立のために
まず、専業主婦の生活から、ワーキングマザーになるにあたっては、少なくとも最初は多少の無理があるかと思います。
それでも、乗り越えていくには、家族の理解や協力以前に、ママ自身のモチベーションが一番大事かもしれないなと感じました。
子供が熱を出しているときに、出社する辛さは体験してみないと本当にわからないものだなあと思いました。
私自身は専業主婦として5年も子供のそばにいたため、その生活のギャップにもなかなか馴染めなかったのが現実です。
私が考えたママとして仕事を続けるモチベーション維持のために必要なことです。
たとえ働きに出るのではなく、ある程度自由に時間を使える在宅等であっても、仕事を続けるために、モチベーションは大事だなあと本当に思いました。
私には完全欠けていた、覚悟が足りなかったと反省してるのが以下の通りです。
- ママ自身がどうしても働きたい仕事内容・得意分野や、やりがいを感じるお仕事
- 子供との時間が多少減っても、お給料や社会的地位に満足できること
- 継続こそ力なりと感じ、続けることに意味を見いだせるお仕事
- ママが働かないと生活費に切羽詰まって、明日食べるものも買えないというような経済的に不安な状況
- 将来のキャリアも見据えていること
上記のいずれかに少しでも当てはまっていれば、もう少し長く続けられたかなあと今になっては思っています。
専業主婦からワーママ!まとめ
お仕事を続けるモチベーションが低く、家族にも職場にも迷惑をかけてしまったことを深く反省しています。
ただ、子育てをしながら少しでも外に出て仕事をした経験は、何ものにも代えがたいものとなりました。
専業主婦の時にはただ漠然と、月曜日の朝に自転車に大きい布団を積んで保育園に向かう母子を見て、カッコイイ!と思ったりしていました。
今はただ、働くママを見るとその覚悟にただただ尊敬します。
一方で、働いて、辞めたことにより、私の人生においては子供との時間、特に幼稚園年少に入る前の3歳の次男との時間は平日17:00からと週末だけでは足りない!と心から感じるようになりました。
また、子供が成長するに連れて、働きに出られるようになるはずなので、タイミングはよく見極める必要があるなと思っています。
追記:子育て生活にどっぷり
ワーママ生活を終了してから、約2年後に3人目が産まれました。
ワーママとしての生活を送ったことで、自分にとって何が大事かがわかり、パパとも話し合う時間も大切にできました。
パパは働き方改革に反して、絶賛毎日残業中で、完全にワンオペ3人育児ですが、残業代でなんとか食いつないでいる生活です。汗